以前やった方法(キックスタート・ファイルでインスト内容を指示する方法)ではさっぱり旨くいかなかったのでググり、
CentOS7上にKVM環境を構築する (CUI環境)
の方法で解決。
CUI画面については
CentOS7.1 VMware Workstation にインストール (CUI)か
CentOS7 (1804) のテキストベースインストール手順が判りやすい。
情報が古いので、Tokyoが72番目だったりするがその辺りは自分で画面を見て調整しよう。※今は73番目だけど、そのうち前後することもあるだろう。
最小インストールの場合は設定順が違うのでこちらの手順でやっていくこと。
各記事との相違
(1)OSイメージのダウンロードのURLが古いので、最新にしておくこと。
今は、entOS-7-x86_64-Minimal-****.isoではない。ナンバー****は最新のものをCentOSのミラーサーバで確認すること。
※2020/02/02現在
https://ftp.riken.jp/Linux/centos/7.7.1908/isos/x86_64/CentOS-7-x86_64-Minimal-1908.iso で、942MB。
qemu-img create -f qcow2 /var/lib/libvirt/images/centos7.img 40G
virt-install –connect=qemu:///system \
–name=centos7 \
–vcpus=1 \
–ram=512 \
–accelerate \
–hvm \
–disk path=/var/lib/libvirt/images/centos7.img,size=40,format=qcow2 \
–location=’/tmp/CentOS-7-x86_64-Minimal-1908.iso’ \
–network bridge=br0 \
–nographics \
–extra-args=’console=tty0 console=ttyS0,115200n8′
(2)インストール元でFTPを指定するなら先にネットワークを設定する。そうしないとURLを正しく設定してもエラったのままになる。
大元のRedHatと同じインスト画面なのだろうけど、CentOS 6の頃がキャラベースのインスト画面の方がずーっとマシに感じる。って、ドコかに書いたハズなんだけどヒットしなかった。
ま、いいや。
miniでインストする場合ダウンロードしたものは使えなさそうなのでsourceはNetworkを指定する。この時httpsを指定すると!のままだったので、
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/os/x86_64
全部[x]になるまで調整して b でインストール。
Performing post-installation setup tasks
のあと暫く待つことになる。ヘボいCPUなんで10分くらいかな
Installing boot loader
.
Performing post-installation setup tasks
.
Configuring installed system
.
Writing network configuration
.
Creating users
.
Configuring addons
.
Generating initramfs
ここから更に待つことになる。40GBにしたせいかな。10分くらい
これが終わればザザザーとログが流れる。
赤い文字がチラっと見えたが
login : が表示されれば大丈夫だろう。
これでしびれを切らすようならKVMからDockerに切り替えよう!!!
さて、KVMでインストでハマるのはホスト側のネットワークをブリッジ経由にするトコ。
ブリッジの設定は概ね先の記事のままでOKだった。
DEVICE=br0 TYPE=Bridge DEFROUTE=yes IPV4_FAILURE_FATAL=no IPV6INIT=no ONBOOT=yes PEERDNS=yes PEERROUTES=yes NM_CONTROLLED=no DELAY=0 BOOTPROTO=static IPADDR=192.168.NN.MM NETMASK=255.255.255.0 GATEWAY=192.168.NN.1 DNS1=192.168.NN.1 ※NNはLANのセグメントに合わせる。MMはホストOSのインスト時点のIPアドレス。
NICの設定は・・・
DEVICE=enp3s0 TYPE=Ethernet ONBOOT=yes BRIDGE=br0 UUID=********-****-****-****-************ HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx BOOTPROTO=none NM_CONTROLLED=no ※UUID=やHWADDR=の部分は、元のまま使用。
勿論ゲスト作成前にやっておくこと。