一人タイムマシンに乗って過去や未来に行く小説や映画は時折見るけど
戦国自衛隊やファイナル・カウントダウンの様に一同揃って移動するのは何かと大変そうだ。
仮に、コロナ禍の日本が太平洋戦争前の1941年に遷移したと設定を立ててみよう。
- COVID-19のワクチンの当てが付かない
- 内閣の支持率が顕著に低迷し与党が崩壊
- 色々な団体に本国からの指示や支援が途絶える
- それっぽい団体(政党を含む)が消滅
- 人工衛星が無い
- 飛行機、船、自動車が、皆迷子になる
- 広域気象観測ができなくなり天気予報が不正確
- 海底ケーブルが使えない
- インターネットは国内のみ
- 国外の情報は皆無
- 海外資産の消滅
- 会社や個人が破産
- 1941年当時の全世界から自由に輸入できても足りない今時の石油の消費量(裏付けなし
- 原発再稼働
- 燃料が有る分だけ
- 核融合発電
- 2021年でも夢の中
- 太陽発電
- 中国でソーラーパネルを生産するのは半世紀くらい未来なので不可
- 風力発電
- 大型は輸入できず不可
- 地熱発電
- 大型は資源難で不可
- 最後は当時まだ未発見の第3勢力の油田採掘に全力投入
- 21世紀の輸送力で地球の裏側でも可
- 原発再稼働
- 国際的なお付き合いの事業(地球温暖化やSDGs等)の廃止
- 生活の維持を最優先
- 世相の大変動で失業者増
- 生活の維持を最優先
- 天然ガスの当てが無い
- 日本での天然ガスの本格的な利用は1949年から(らしい
- 石炭の当てが乏しい
- ブロック経済圏内(多分、満州国あたり)
- 不採算炭鉱を再開
- 日常の生活物資の枯渇
- 食糧難
- 海外委託が多いし、材料は海外依存がもっと高い(ハズ
- 人力からコンテナ輸送革命をもう一度
- 価値観が違い過ぎる世界情勢に困惑
- 在日米軍がお荷物(外交、予算、資源、メンタル等多数)
- 当時のままの国内(満州、台湾、千島列島など)の意思疎通
- とりあえず天皇制がまだ残ってるのでとっかかりはある
- 1941年時点での歴史が正史なのが絶望的
- ここで失敗すると後が無い(後述
- とりあえず天皇制がまだ残ってるのでとっかかりはある
- 各国日本領事館の意思疎通
- 通信や渡航に難あり
- 「当時のままの国内」の人脈が重要
- 各国の意思疎通
- 日本に関心がない国にはワイロ
- 国内に領事館がある国は信用を得るのが大変
- 「我々は2021年からやってきた」はドン引き
- 「当時のままの国内」の人脈と資金提供が肝
海外(とくにアメリカ)に依存していたかをよく解ってくる構図。
多分、各地の紛争は停戦の方向に進めつつ世界の覇権を取っていこうと云う流れていくんだろうな。
- 非力な第3勢力をカキ集め国際連合を作る
- 国内の技術資産をかき集めてIC工場を沢山作らせる
- 魚雷を撃たれても簡単には沈まない輸送船を作りまくる
- 三菱のスペースジェットはMRJで再開
- 人工衛星打上げは当分の間、極秘事項扱い
しかし、グローバルな経済にどっぷりとハマっている2021年。
どれくらい自前でやっていけるのか?
何が 自前でやっていけるのか?
皆目見当が付かない。
石油が不足すると機械が使えず米や野菜も危ないなどと
来年の心配をぼんやり考えてると
輸入率50%の飼料不足でタマゴが真っ先に食べられなくなるからね。