変奏現実

パソコンやMMORPGのことなどを思いつくまま・・・記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。

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2017 / 1月

【ZALMAN】 M1 (ZM-M1)

M1 (ZM-M1)
見た目はちょっと幅があるミニタワー型のPCケース。
ケース内部は上下に仕切られた2段構造シャーシとなっている。
それ自体は珍しくないのだが、その仕切り板の上にmini-ITxマザボを水平に設置するという滅多にお目にかかれない設計になっている。
これにより、
巨大なCPUの空冷ファンやグラボなどの
重量感のあるパーツを重力に逆らわない方向に搭載可能
で安心感のあるPCが作れる。
何かとスペースの都合で配線やパーツがゴタゴタになりがちなmini-ITx系PCケースとは
全く違った方向に進化した画期的なmini-ITx専用PCケースである。
しかも余裕過ぎて電源もごく普通のATX規格のものが利用できる。
詳しいことや写真はエルミタージュの詳しい記事を参照にしてもらうとして・・・
いいPCケースだと思ってたんだけど・・・
単品では送料が無料にならないくらい安い価格で・・・
つまり在庫セールに出ていたので・・・
マウスパッドとセットで購入(ポチ
よく冷え、しかも安定感があるから・・・
とりあえずコレでNASを作ろうかな・・・
PS.
PCケースが届いた。
勿論、輸送用のダンボール箱の姿で届いた。
※寸法は、340(W) x 530(H) x 440(D)mm
やはりデカい。とてもmini-ITx向けのPCケースには思えないサイズだ。
ZALMANのZ9のダンボールと比較すると
※寸法は、280(W) x 570(H) x 510(D)mm
高さでは負けているが幅は勝っている。(笑
そのダンボール箱を開けてみると中身はダンボール箱。
※寸法は、330(W) x 500(H) x 440(D)mmとチョット小さい。
そのダンボール箱を開け、やっとPCケースとご対面。
※寸法は、261(W) x 394(H) x 426(D)mmとミニタワーサイズ。
パっと見、オーバークロッカーが使いそうな解放型のPC台にカバーをかぶせたような感じだ。
それだけにデカさが際立つ。
それに、PCケース自体の価格は2K円ととてもお安かったんだけど・・・
ほとんど送料に化けたんじゃなかろうか?
このケースは前面側のHDDの3スロットが右側に寄せている。
左側からは奥に引っ込んだ状態なので、その空き空間を利用し・・・
長尺のグラボを設置できるようになっている。
しかし長尺のグラボを設置すると左側からはHDDスロットにアクセスできないから
右サイドからHDDを出し入れする仕様になってしまっている。
このため、PCケースの両側を開けておかないと困るのだ。
ここが何とも微妙なのだが、現在のメインPCは両側が開いているので何も問題はない。
そういう人向けなのだろう。
デスクの奥右側にPC本体を押し込んでいる人には全く向かない。
※FF-XIVのVer4(2017年6月予定)の頃にはその専用機が完成するハズである。そしてメジャーVU2回分くらい(V6手前まで)はそのまま完走してもらう予定。
 



【ASUS】 VivoPC X

ASUS VivoPC X
3月頃にドコかで発売(予定)らしい。※日本での発売は不明。
一応、i5 & GTX1060なのでVR-Readyだそうだ。
PC向けのHMDより安いPCはコレしかなさそう。
コネクタ類は本体裏側に集中している。

スペック
CPU Core i5-7300HQ
メモリ DDR4-2133(8GB、16GB)
GPU GTX 1060(3GB)※少な目
 ストレージ  SSD M2.512GB、
HDD 2TB(5400rpm)
 OS  Windows 10 Home
 I/O HDMI(?)×2、DP×1、
USB3×4、USB2×1 、
LAN(1000BASE-T)、
Wifi(802.11ac/Bluetooth4.1)、
Audio×1
サイズ 76×280×260mm(幅×奥行き×高さ)
 重量  2.2kg
 電源 230W
付属品 キーボード、マウス、電源アダプタ、マニュアル
 価格  799ドル(最小構成)~


【ギラバニアの貴公子Ⅱ】再会

北海のゲートを越え
ハイデリンではない異星の地である
フロントラインに突入してから既に3日。

大きな獲物の周囲の戦闘には付きものの
落雷の様な閃光と爆音そして巨大な黒煙。
それを目印に沢山の冒険者が群らがると蛮神ですら
すぐに溶けてしまうので無駄口をたたいている暇すら無い。

僅かでも先に獲物にありつく為に口数の多いお調子者ですら
頭のエーテル干渉計のゲージをにらみつつ索敵するのに謀殺され黙り込んでしまった。

だから暫くの間、
ここは平穏であった。

しかし、この地ではとてもカネがかかる。
食えそうなモノは地面に生えておらず
飲めるようなものも無い。
呼吸可能な大気すらないのだから当然だ。

恐らくはハイデリンと同様、
この星もテラフォーミングの真っ最中なのだろう。

幾たびかのフェーズの後、帝国とその周辺は概ね完了してはいるものの
エオルゼアなど周辺諸国は道なりに範囲を広げる拡張フェースがまだ進行中で、
それが終わるまで空を飛ぶことも赤い湖を泳ぐことも危険この上無いことだ。

海岸などを取り巻くシールドは物理的に存在する訳では無い。
LSリングを中継して得られる位置座標から体を制御するコントローラに指示を出し
手足がシールドが存在するかの様に振る舞うだけなのだ。

だから、本当のリアルなノックバック攻撃でも受けて海に落ちたら、
否、あれは岩盤を食い荒らすテラフォーミング専用のナノマシーンの群れだ。
あんなものの中に落ちたら、いや、触れるだけで俺の体は原子レベルでバラバラにされてしまう。

だが、ARで投影されたMOBや蛮神からリアルな攻撃など食らう訳が無い。
海辺の岸壁で釣りをしている時に突風にさらわれることだけ気を付けておけば大丈夫なのだ。

そんな中途半端な日常に飽きてフロントラインに来たのだが
未だに周囲の冒険者にいつも先を越され獲物にありつけないありさまだ。

今のところはここはとても安全だ。
だが、貰った前金ももう残り少ない
後数日でハイデリンに戻るしかないだろう。

何も得るも無く引き返すのは癪だが
全てを失うよりはいいかもしれない。

口数の多かったお調子者も同じ思いだったのか?
俺に頭のエーテル干渉計を投げてよこしやがった。

眼の隅で飛んでくるエーテル干渉計を見つつ左手で受け取ると
それはずっしりと重く左肩がズズっと下がる。

馬鹿な奴だ。
自分の頭も一緒に投げる奴があるか。

お前は本当にお調子者だったな・・・

後ろに振りかぶったレイピアをそのまま左後方へ突き出す。
その切っ先にエーテルのパワーを集中させ俺の心臓を突き刺そうとするパワーを二つにへし折った。

さて、次はどうしようか?

お調子者ともう一人のDPSはもう動けない。
デットエンド。

このパーティーの生き残りは
俺とタンクとヒーラーだけかな。

黒い馬に乗った無表情のデカい奴を相手にするには力不足だが、
何すぐに応援が来る。

どっちかと云えば応援にやってくる奴らの方が表情が豊かで怖いくらいだ。

さぁ
俺たちの狩りの始まりだ。

俺たちの・・・



【NAS】Virtualization か それともDocker か?

NASに普通のOSを積めたら楽なんだけどなぁと思ってたら
NASのメーカーのQNAPがVirtualization Station、SynologyがDockerを載せてきた。
Virtualization StationはLinuxのQEMUを使ったものらしい、Dockerも for Windowsを入れっぱなしにしているので馴染みがある。
一概にどっちがいいとは云えない技術だ。QEMUは仮想化を実現する設定をアレコレ設定が必要だが、出来上がってしまえばコピーしておけばいいし、スナップショットを取っていつでも巻き戻しできるようにしておけば開発環境としてはベター。一方Dockerはそんな面倒な設定をシェアしあうものでありお手軽ではあるが、一方でライセンスが必要なOSやパッケージを使うのには適していない、なぜなら必要なライセンスのみ購入してもそれにピッタリあった面倒な設定をシェアしてくれる人がいなければ『自腹でライセンスを購入したパッケージの面倒な設定を世界初でやる』ハメになるので全くお手軽では無くなるからだ。
つまり、自分の好き勝手な環境を作りたい人には玄人志向なQEMUが向いており、シェアされた沢山の設定を遊び倒す人にはコピペフリーなDockerが向いている。
Virtualization StationにしてもDockerにしても、どのNASでも使える訳ではないので、対応しているかどうか要チェックだ。
いづれにしても社内のみで使う様な業務専用のWEBサイトのサーバーをNASダケで構築できる様になったのはとても助かる。一般的なデータセンターにサーバーを配置しようものなら世界中のクラッカーの目の前に餌をぶら下げる様なもので1日24時間年中無休のメンテナンス体制が必定なのだから。
 
 
 



Mini-STX ベアボーンキット

Mini-STX規格のマザボとACアダプターとケースのセット。
1.ASRock DeskMini 110
実は3種類あるらしい

  • DeskMini 110
    • 基本セット
  • DeskMini 110W
    • 基本セット+WiFiアンテナ
  • DeskMini 110/COM
    • 基本セットからマザボがASRock H110M-STX/COMに変わりCOM ポートケーブルが付属する

マザボはASRock H110M-STX はUSBは3.0が2個で2.0が1個、COMポートソケット付きのASRock H110M-STX/COMもある。
またベアボーンキットには使われていないがチップセットをQ170に変えUSBが全て3.0でLANもvPro、TPM2.0対応のものになっているQ170-STXというモデルもあるようだ。
2.GIGABYTE GA-H110MSTX-HD3-ZK
マザボはGA-H110MSTX-HD3
Wifiは付いてないけどミニPCIスロットに搭載できるらしいし、USB-TypeCも付いている。
 
Mini-STXの良さは、Mini-ITxより小さく、モニターのVESAマウンタに付けてもよさそうなサイズなので、NUCの様にケースが小さすぎてCPUの熱が内部に籠りCPUファンが回りっぱなしということが少なさそうなところだ。実際にモニターのVESAマウントに取りつけるならPCケースに取り付けるケース専用のVESAマウンターが付いているもの選ぶ必要があるし、またそのPCケースの厚みが気になるので、スリムなサーマルファンと専用のPCケースの付いたベアボーンキットがあったらそっちの方がいいと思うので、必要なものが揃っているかアクセサリー等を一通りチェックが必要だ。



【MSI】 GeForce GTX-1060 ARMOR 6G OCV1

やっと購入。
店頭には
GeForce GTX-1060 ARMOR 6G OCV1

GeForce GTX-1060 ARMOR 6G OC
があった。
見た感じ同じに見えたけど、裏面スロットの一番上のコネクタがOCV1ではHDMI、OCではDisplayPortなんだそうだ。
価格はOCの方が少し高かったのでOCV1の方をチョイスした。
FF14のベンチや普通にゲームを起動すると、グラボのファンが登坂路線を登り始めるトラックのような音を立てていたRADEON HD7950-DC2T-3GD5-V2からの換装は特に支障なく、電源やCPUのファンの音に隠れグラボのファンの尾とはほとんど聞こえなくなった。
ただ、うっかりDVIとHDMIの両方に繋いで起動したら、両方の画面が真っ暗になってしまった。ちゃんと正式ドライバーのインストを終えるまでは今でもモニターは1つダケ繋いだ方がいいらしい。そこで安全のためにUEFIの設定を初期値に戻したら、SATAがIDEモードになり、水色のinvalid boot drive(自動的に再起動します) 画面になり余計悪くなってしまったがAHCIモードに戻してOK。


記録を見ると、スコアはHD7950の2倍くらいかな?


 
ベンチだけならメモリ3GBのバージョンでもスコアがほとんど変わらないそうで、コスパ優先なら3GBの方がいいだろう。
しかし、よくプレイするFF-XIVは2~3か月に1度のアップデートに何某かの新装備(有料のオプションアイテムを含む)が入ってくるMMORPG風の着せ替えゲーである。
※画像の中のキャラの装備は特殊なものではない。一般的には今では普段着未満である。
パーティーを組むと面子が全員・・・半透明の回転パーツやキラキラなど描画処理の重いエフェクト満載の装備てんこ盛りな場合が多々あるので、グラボのメモリは1GBでも多い方がいいのだ。というか普通に自分のキャラで何かアクションを繰り出すと何らかのエフェクトが付いているので、自分の目の前で・・・画面いっぱいにエフェクトが広がる訳で、とても描画処理が重いのだ。それなのにパーティを組んでダンジョンに入れば、ひたすらアクションを繰り出す×面子の人数+でかいボスのアレなので、もっと処理が重い。
そのせいか、FF-XIVのSNSサイトLoadstoneに載っている日記には「さっきXXでパーティをご一緒した皆さんへ・・・ゴメンナサイ。パソが壊れたんですorz」の書き込みをよく見かける。
※本当にパソが壊れたのかは不明だが、何某かの支障をきたしたのは間違いないだろう。
久々にGeForceにしたせいだろうか?ベンチマークは最高品質の画面のハズなんだけど「普通の品質」に見えた。
FF-XIVクライアントのfps制限を解除すると、fpsの表示数値は100前後になり、ちょっと嬉しかったが・・・モニターが古いせい?慣れていない?せいなのかカメラを左右に回すとブレているような感じがするので戻した。GeForceの画風に慣れていないせいなのだろうけど、RADEONの標準品質=GeForceの最高品質な気がする。ザックリした言い方をすればマテリアの質感はRADEONの方がいいような気がする。それでもGeForceの最高品質の画面にすると家の床にうっすらと反射が見えるようになったのはやはりうれしい。性能は1060:1080=1:4っぽいので、1080なら質感も向上するのかもしれない。
白魔導士のホーリーのSEがRADEONではドガーンとヽ(`Д´)ノウルサイゾ!が、GeForceではボワーンとすこしまろやかな感じになってた。
ついでに、エアージェイ製の「スマーとフォン対応5000mAhポータブルバッテリー」機種:MB-S5000を購入。
SONYのSO-04Eとほぼ同じサイズで厚さ9mmの薄型。この類で「急速充電2A対応」と書いてあったのはコレだけだった。バッテリーとケーブルが分離しているので少し厚めだが、手元のcheero Power Plus 3 と比べると断然薄い。バッテリーとケーブルが一体化のものよりは長持ちしそうだし、iPadTouchにも使える。※別売りのLightningケーブルが必要。但し、使用方法はちょっと面倒。
電源ボタンを長押し⇒LED点灯⇒ケーブルをつなぐ⇒スマホにも繋ぐ。という手順になっていて、うっかり電源ボタンを押した場合を考慮し、電源ONからそのまま45秒放置すると電源OFFモードになるので、LEDが点灯したらUSBケーブルを手早くそして確実に繋がないといけない。
このバッテリーがヘタった頃にはAndroidも8が出ているだろうから・・・新しいスマホを買った方がいいんだろうなぁ。

GeForce GTX-1060の発売から半年後にやっと買った訳だけど、※待ってても・・・さっぱり値下がりしないからね(大笑
今度はAMDから次期グラボの新しいアーキテクチャのVegaが今年中にでるのかもしれない。どうやらビデオメモリをキャッシュとして扱うアーキテクシャーになるようで、データの保管場所はSSDでもNASでも構わないらしいからトンデモない規模のマップのMMORPGなんかも作れるのかもしれないし特に新装備が増殖し続けるFF-XIVとの相性は良さそうである。そうなるとCPUの出番はゲームクライアントのインストや起動、クライアントのオンライン・アップデートぐらいなのでCPUはAtom級で十分になってしまうのかな?
CPUやグラボを買い換えてもモニター(Acer製 24インチモニター:AL2423W)はそのまま だが、バックライトが冷陰極管なので消費電力88Wと大きく触ると暖かい液晶モニターは今時分存在しないだろう。2006年発売だから10年になるのかな?



【Visual Studio Community 2015】ClickOnce: signtool.exe not found

VisualStudio 2015 では、作ったアプリの配布方法には3通りの方法があるらしい。
1.XCOPY

Windowsのバージョンやサービスパックの入り具合でプレインストされるMFCや.Netのランタイムがバラバラなので、EXEだけコピーしただけではまず動けないのでEXEを起動するとマズ・・・ランタイムのダウンロードが始まるハズ。成功したらやっとEXEの画面が見える。

2.Windows Installer

VS2015の製品版のみ「その他のプロジェクトの種類」に「セットアップ/配置プロジェクト」 があり「Visual Studio インストーラー」が使用可能、VS2015 Comunityには勿論入っていない。

3.Click Once
VS-CommunityのVBプロジェクトは1個のEXEしか配置できないようなので、発行先をファイルサーバーにしてアプリの更新機能を使いたい場合ぐらい。そのせいか、普通にDLしてインストしたVS2015 Comunityでは署名ツールがインストされていない。うかつにClick Onceするとビルドの度に「署名ツールが見つからないエラー」に遭遇するハメに遭う。別途Windows SDKを入手しインストールするのも手だが環境変数のPATHに追加しておく必要があるので、コントロールパネルからVS2015 Comunityをクリックしてインストーラーを起動し、ClickOncePublishing Toolsにチェックを入れ追加すれば、何事も無かったかのようにビルドできるし、【今すぐ発行(N)】ボタンも成功する。


できあがり・・・

そのままSetup.exeを実行するとインストできたらしい。

起動してみると


難点を云えば、Click Once の設定をチョット変えるだけで、2度目以降のインストールに成功しない可能性が高い。例えば、バージョンの発行のチェックボックスを外してもう1度【今すぐ発行】ボタンを押すと、アンインストール後も「インストール済みと判定」されもう二度とインストできない。その場合は、バージョンをカウントアップしたりテスト用の証明書を作り直したり成功するまで試行錯誤を繰り返すことになるので、ClickOnceはうかつに触らないほうがいい。
 
ま、そんな感じなので、EXE+設定ファイル+CSVとかMDBと諸々のファイルがいくつも必要なアプリの場合は、小さな解凍EXEを作りこれにZIPファイルをくっ付けて、解凍EXEを起動したらくっ付けたZIPファイルを剥がしてファイルに分離し読み込ませて解凍させてもいいのかもしれないが、今どきは何かのウイルス監視ソフトが誤作動しかねないのでそんなことはせず、フリーのセットアップ・アプリやZIPツールの自己解凍EXEなどの方が安心でき使い勝手もよさそうだ。
 
もっとも、今では

見知らぬ人が作った見知らぬアプリをインストールするのはとても危険なこと

なので、インストーラ自体不要なのだろう。




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