マクロとスクリプトとインタープリタとコンパイラ

インタープリタとコンパイラは仕組みこそ違うが「ソースを読んで実行する」と云う目的では全く同じ方向を向いている。
これに対してマクロやスクリプトは専用のパーツではなく、よく使う既存パーツを繋いで一本でっちあげることに特化したものだ。
何だか同じものの様にも思えるが、マクロやスクリプトは既製品をうまく使える様にできているので既製品をどう使いこなすかが重要で、一方インタープリタとコンパイラではどれだけ独自の機能(特注品)を作りだすかが重要になっている。
結果を云ってしまえば、インタープリタとコンパイラで既製品を作り、マクロやスクリプトでいつもの作業の手間を省きあわよくば自動化してしまうのが一番使い道としては正解となる。
例えるなら、エクスチェンジャーとそのRedaer,Mapper,Writerをバラバラに作り、XMLで組合せ、スクリプトとして実行させるのが、一例と云うことになる。
一々、

exchenger  -r:<reader-name> -m:<mapper-name> -w:<writer> -i:<input-name>  -o:<output-name>

と書くよりも、XMLの先頭にコメントを1行追加して、

<!-- exchanger -->
<xml>
<reader>{reader-name}</reader>
<mapper>{mapper-name}</mapper>
<writer>{writer-name}</writer>
<input>{input-name}</input>
<output>{output-name}</output>
</xml>

をシェルでexchangerを呼び出す様な仕組みを入れてみると楽そうだ。
残念ながら、どの辺が汎用品で、どこからが特注品なのか、はっきりしない今日では、日曜プログラマーかサーバー運用者ぐらいしか使いこなせないのが実情である。
だから、一本化できないかなと考えているところ・・・(大笑




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