変奏現実

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2013 / 7月

ASUSTeK RAIDR Express PCIe SSD

ASUSTeK RAIDR Express PCIe SSD
大雑把には、PCI-Express 2.0 x2のボードの上に120GBのSSDをRAID-0接続で240GBにしたもの。※SSD部分の分離は不可。
Marvell 9230 PCI-Express 2.0 SATA RAIDコントローラの先にSSDコントローラ LSI SandForce SF-2281 が2つ接続し、SATA-3以上の高速化を狙っているようだ。
今はPCI-Express接続のSSDはニッチ需要扱い、とても高い。
と云うのも、PCI-Express x16(グラボ) + PCI-Expressx1では うまく使えるのかどうか不明だし、
マザボにPCI-Express x16が2つある場合でも、x8(グラボ)+x8(SSD)接続なのか?x8(グラボ)+x4(SSD)接続になるのか?
微妙な結果になりそうなマザボもあるので、どうしても使ってみたい人向けなのかな?
※手元のASUS P8H77-V LEは、PCI-Express 3.0 x16 と PCI-Express 2.0 x16 が併用できるマザボとなっているけど、実際繋げたらどうなるかは不明。
性能は最近の速いSATAと同じくらいで、1000MB/secを越えるらしいM.2ファクターのSSDの性能には及ばないが、添付ソフトでRAMディスクを併用すれば、ベンチ上は笑えるほど高速化できるかもしれない。
ただ、自作でRAIDを組んでも何だか調子が悪いということも無い訳でないので、簡単にRAID-0をやってみたい場合にはいいかもしれない。
しかし、そこはRAID-0。
ドコか壊れると全部パー、故障率は単純にSSD単体の2倍以上(SSD単体の故障率×2+RAIDチップ)、それ故、信頼性の高いパーツが選ばれているので、バックアップはマメにした方がいい。
 
もう少し時期を見て、
M.2ファクターのSSDをPCI-Express 2.0 x2に変換するアダプター・ボードの方が良いとは思っているものの、
ターゲットがULTRA-BOOKなのでM.2ファクターのSSD自体がとってもお値段が高いんだろうなぁ~



ブラックボックス

コンピュータそのものは概ねブラックボックスで出来ている。
CPUとかメモリとかグラボとかマザボとか単語はよく聞くと思うけど、
ではCPUって何?有限オートマンなチップ。判っているようで何も判っていないスガスガしい答え。
CPUはプログラムを読み、その通りにデータをいじるチップだ。
だが、どうやって自発的にプログラムを読むのかは、やはり謎だろう?
でも、そんなことは知らなくても困らない。
だから、コンピュータがブラックボックスでも概ね困らない。
大体Windows自体がブラックボックスであるし、MS-Officeもそうである。
それなのに、コンピュータのブラックボックス化が進むと良くないらしい。
それならクラウドなんて最悪な結果のハズだ。
実はブラックボックスを意識しだすのは、予想される結果と違う結果が出てきた時だ。

  1. 計算結果が違う。
  2. 予想より処理時間が大きい。
  3. 予想より容量を多く使う。
  4. そもそも何が入っているのか判らない

  • コンピュータなんだもんすぐ答えが出るんじゃない?
  • 何人使ってても、そんなに変わんないっしょ?

な感じで考え、後はその場しのぎにトンカントンカンやってれば、
大体は、訳が判らないものが出来上がって当然だ。
理路整然としたスッキリしたものにするには・・・
ざっくりとした雰囲気が判るものでなければいけない。

  • 何となく、こーすると、あーなって、こうなった。

な程度のざっくり感で判るもの。
人によっては粒度と云うらしい。

  • たった、それだけのことができない。

という単純な理由。
一番問題があるのは、

  • これは仕様です。

これでは訳が判らない。
だから、

  • 訳が判らないものができる。

とても単純明快である。



クラウドは人類最大の資産になるのかな

時が経てば、色々と処理能力があがったり容量も結構増えてるかもしれない。
孫氏の予想の300年後には通信速度は300万倍というのはよく判らなかったが・・・
 
今の図書館も閲覧不能だったら本の墓地でしかなく、それはクラウドの実態であるデータセンターも同じだ。
現在よりも圧倒的な情報の物量が扱える様になっても、より便利な検索や情報を作り出す方法が必要だろう。
しかし、その使い道は目的こそ現在とは違うだろうが、多くは日常的な目的でしかないはずだ。
 
常時クラウドと連携できるようになれば、アンダーパスやトンネル内で使用できないと云う今の制限事項も通用しないだろう。
それこそ頭の中に通信機器を埋め込んでいたりすれば「情報機器を携帯しての入室を禁止する」こともできない。
あまりにも日常的に利用していれば用途そのものもはっきりとせず「用途を述べて上司の許可を得ること」すら無意味になる。
 
会社での情報管理もクラウドの中に置かれていくだろう。
それは会社がクラウドを使うのではなく、クラウドの中に会社用のアプリが入っている感じになり、その情報を他へ流用しても、暗号化されていて可読不能とかそんな感じに。
 
しかし、一方で、人間の扱いはどうなっているのかは、よく判らない。
クラウドあっての人間なのか?人間あってのクラウドなのか?その辺は見当も付かない。区別すら意味がないかもしれない。
また人生の目的のひとつでもある「一生のうちに何かを達成する」ことに、「クラウドの中の何かに貢献する」ことが含まれるだけでしかないのかもしれない。
「クラウドの中の何かに貢献する」のであれば、必要なのは一瞬のひらめきで、200才とか長生きすることにり意味は無く、不要な人間はどんどん社会から放りだすのが当たり前になっているかもしれない。必要なのは「クラウドの中の何か」で人間でないなら尚更だ。
更にクラウドが普通にイメージとしての風景の一つになってしまえば、当たり前の存在であり、大したものではなくなっているだろう。
ライフログなどは当然で、単に体温計の記録がいつまでも残っているのが当然なだけ。
 
30年も経てば、色々変わっているだろう。だが、すべては当たり前のことでしかない。
よって、「 クラウドは人類最大の資産」と云う人がいるとすれば「 クラウドを資産と呼んで儲ける」そんな仕事をしている人だけだ。
古代ローマの上水道施設が巨大な資産であったように、そういうものは実現してしまえば全てが当たり前の日常のものでしかない。
あとは補修費が膨大になれば保守することもできず、腐食し最後には巨大な産業廃棄物になってしまうのはクラウドも避けられない。
そして誰もがクラウドの実際の姿形に何の愛着も持たないであろうから、世界遺産になることもないだろう。



モバイルとデータセンターとPC

今のモバイル機器と云えばiPhoneやiPad?Android?
ドレにしても何がしかの無線広域ネットワークに繋がっているので、モバイルが売れれば、データセンターも増設されるだろうとINTELは見込んでいるらしい。
SAMSUNGもモバイルやエンタープライズ向けの新しいSSD構想はあるがPC向けは考えたないらしい。
1台10万円近くするPCより価格が安いモバイルなら確かに数はでるだろう。人によっては何台も持っていたりする。
これではPCは古い時代のデバイスと見なされている様だが、そうではない。
モバイルのほとんどは簡単な操作で情報を見つけ内容を眺めることに向いていている。実際、PCでもほとんどは簡単な操作で情報を見つけ内容を眺める人が多いだろう。そう云う人はモバイルの方が手軽で便利なはずだ。しかし、モバイルでメールを書いたりするのはかなり大変で、長い内容になりそうなら、PCで書いた方がすぐ終わる。例えば、あちこちの情報をかき集め、メールに切り貼りするのは、PCでも面倒だが、モバイルでやってみると苦痛の領域だ。また、企業では無線通信を嫌うところもあるので、そこではモバイルは全て厳禁だ。
だから、PCを使う頻度は減りこそすれ、なくなることは無いだろう。PCで大きな画面を操作できる利点も案外大きい。モバイルでもHDMI出力で大画面に表示できるものがあるが、PDFやyoutobeを大画面で眺めるのに適しているのであって、大画面にWindowsのデスクトップのように沢山のアイコンを表示していたら、4インチ程度の入力画面でクリックするのは大変だろう、但しそんな使い方は滅多にないだろう。
ゲームの話で何だが、FFXIVの開発ではタブレットPCでタッチ操作も検討しているそうだ。一見すると、マウスやキーボードやゲームパッドより操作が簡単そうだが実はそうではない。画面を動き回るPCやMOBから特定の対象を見つけ出すのは「ウォーリーを探せ」と同じだし、MMORPGはターゲット&アクションの入力方式なので、対象をタッチしようとすると、動き回るのでなかなか大変だと推測できる。キーボード操作では【TAB】キーを押せば視界の中で一番近いMOBを自動的に選んでくれるので、エフェクトで画面が真っ白になっても「ブラインドタッチで【TAB】&【1】で攻撃する」こともできる。それをタブレットのタッチ操作に組み込むのはちょっと大変で、マクロ登録を行いメニューにマクロを貼りつければ、メニューのそのボタンの位置を覚えていれば可能かもしれない。
簡素で汎用的なUIは対象数が多い場合や視認性が低下した場合には全く用を成さない。これはマウスや音声コマンドも同じだ。いつもは使い勝手も良く便利でも、全く使い物にならず投げ出してしまう場面に出会うことがあるので過信は禁物なのだ。
Windowsのデスクトップを例にあげればUIの微妙さが判る。大抵はマウスさえあればなんとなる、キーボードで選択するにはどうしてよいか判らないアイコンもある(画面右↓のアイコンなど)。更にモニターが真っ暗なままの状態になってしまった場合(時々ある)には、キーボードかPC本体の電源ボタンを押した方が良かったりするのだ。Windowsの場合はキーボード・マウスは両方あってしかるべきと考えた方がいいのだろう。
トータルで考えれば、様々な場面を考えればモバイルもPCもあった方がよい。但し、モバイルで扱う情報を極端に切り詰めてしまえば、PCはいらないかもしれない。



ノートPC用SSD XP941

今のSSDの多くはSATA接続だ。一部PATA接続もあるが、このPATAはSTATAのような一本の信号線ではなく複数の信号線を使用するパラレル通信で、単純に考えればPATAの方がSATAより大量にデータ通信を行えるハズだ。
一般にパラレル通信はデータ線と制御線が分かれており、制御線がONの状態になったらデータ線の状態は確定してますと通知する方式だ。信号を流れるケーブルがある程度の変形を容認しているから信号経路のアナログ的な性質は使用状況によって変動幅があるので、制御信号を持つパラレル方式の方がシリアル方式より信頼度は高い。しかし、それはデータ線の信号が全て安定するまで待つことが前提であり、ある程度まで通信速度をあげると、限界に達する。
またパラレル通信では信号の状態が0000と続いた場合、信号線の状態だけ観測しても全く変化が無く何回連続しているのか判読できない。このため信号線のON/OFFを切り替えて何回連続したのかを表現する必要がある。シリアル通信ではスタートビット、ストップビット、同期コードなどを挟むことで0000と連続した状態が何回連続しているのか判別できるから、ビット単位の同期などは不要で、大雑把に1パケット単位で同期が取れればいいだけだと気が付けば、シリアル通信の方が信号の補正技術が進めば素直に速くなる!と開き直ったのがSATAである。今ではSATA-3のデータ通信速度は6Gbpsにまで達しており、最近出てきたAMDのCPUの5GHzをも上回っている。それでも速度が足りないとシリアル通信を束ねたのがPCI-Expressである。
さて、そんなSATAでも欠点がある、それはCPUが直接SATAをサポートしていないのでCPUとSATAの間に何がしかのチップが介在し、CPUの信号をSATAの信号に置き換える処理時間はそれなりに必要だ。
その点、PCI-Expressなら今のCPUなら直接信号線が出ているので、信号を置き換える処理も不要で、速いんじゃないかと出てきたのが、PCI-Express接続のSSDで、XP941がそれだ。
シーケンシャルリードで最大1400MB/sに達するらしい。高速なSATA接続のSSDでも500MB/sあたりだから、2.5倍近く速い。
ワザワザ ノートPC用とうたっているのは、その形状が「M.2」フォームファクタに準拠しており、主にノートPCで使用されているからだ。デスクトップ用のマザーボードでこの「M.2」フォームファクタのSSDが使えるものは今のところ無い。
元々PCI-Expressはグラボ向けに用意された経緯があるので、デスクトップのマザーボードが「M.2」にPCI-Expressのポートを割り当てると、グラボで使えるポートが減ってしまい、スペック上不利になる。サウスブリッジのチップセットのPCI-Expressを使えば良さそうだが、こっちは同じPCI-ExpressでもVer2で通信速度は半分になってしまうので、付けた方がよいのか、付けない方がよいのか微妙になってしまうので、 いっそのこと、PCI-ExpressVer2×16なSSDを取り付けた方が潔いというものだ。
今のところM.2ファクタの基板をPCI-Expressに直接接続できそうなアダプタ基板はあったが、多少改造が必要なようだ。
※ADP (MiniCard用PCIeアダプタ ver1.0) x1



X-Frame-Options

まったく対策していなかった。
懸賞サイトではないけど、画像をクリックすると、原寸サイズの画像がでるようになっているので、
ヴァーチャルドメインの設定に
Header always append X-Frame-Options DENY
を追加してみたけど、ダメ。
.htacess に追加しても、ダメ。
/etc/httpd/conf/httpd.conf に追加したら、OKだった。
ちゃんとテストしようね。(汗
テストの仕方は、HTMLファイルを作って、
適当なサイトを2つ選び、

<body>
<iframe src="http://Aサイト/" height="100" width="100">1つ目</iframe>
<iframe src="http://Bサイト/" height="100" width="100">2つ目</iframe>
</body>

って入れる。
最初は、両方のIFRAMEにサイトの中身が表示されている。
/etc/httpd/conf/httpd.confの最後に
Header always append X-Frame-Options DENY
を追記して
# service httpd stop
# service httpd start
した後では、
2つ目(Bサイト)が真っ白(Chrome)か警告メッセージ(IE)に差し替わる。
ハズ。
失敗したら、mod_headerが無効かもしれない。httpdのログも読んでみよう。




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