変奏現実

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2015年7月5日

【ASRock】N3700M

ついにASRockのファンレスマザボの上位モデルN3700Mが出た。
CPUはBraswell版の「Pentium N3700」、Celeronより格上で、オンボのビデオ機能も4Kモニター対応となっているのが特徴だ。4Kモニター以外は視界に入らないならコレしかない。
スペック表を観ると、恒例だがASRockとARKで最大メモリ容量が16GBか8GBか意見が分かれている。多分、ASRockがお勧めするメモリなら16GBまで実装できるのだろう。そこがASRock製品に期待するところでもある。ただ手持ちのQ1900DC-ITxのSATA(6Gbps)ポートにSamsung 840 EVO(120GB)をつなぐとata1: SATA link up 6.0 Gbps (SStatus 133 SControl 300)と出るけど、ベンチマークしてみたら実質3Gbps+αの性能だったので、気にはならない程度の何かが隠れているかもしれない。ま、それに気が付いたら、ニヤっと笑えばいいだけなんだけどね。
このマザボはMicro ATXサイズでPCI-e ×16スロットのソケットが付いているけど、スペック表には1 x PCI Express 2.0 x16 Slot (PCIE2 @ x1 mode)と書かれている。写真を観ると他のPCI-e ×1スロットよりソケットに取りつけられたピンが多いが電気を食うビデオカードのために電源系のピンを大目に付けてくれたのかもしれない。
今使っているQ1900DC-ITXは発熱らしい発熱が全く無いのに、アクセスの度に微熱(フー!フー!)が出るnuc(Celeron 847)程度には使えているところが気に入っているので、CPUをパワーアップすると、吉とでるか凶とでるか、なかなか踏み出せない。(大笑
CPUをパワーアップするだけなら、メインPCのHyper-VにBLOG鯖を突っ込めばタダなんだ。※電気代を除く。
 
 



【Mac】FF14クライアント

Mac専用に新たに書かれたクライアントだと勝手に思っていたんだけど、Windows(DX9版)のクライアント(EXE)をMacで実行するミドルウェアを使っていたようだ。
MacにはWindowsのDirectXは組み込まれていないので、ミドルウェアがOpenGLに変換し画面に絵を描くのだが、思ったような性能が出なかったらしい。
Windowsのグラボのベンチマーク結果は 概ね、DirectX11~12  > DirectX9  だったり DirectX > OpenGL な傾向にある。
理由は、単純。
オールラウンドにDX11でもDX9でもOpenGLでも性能が向上したグラボの方が売れるだろうけど、これを確認するには色々なベンチマークやゲームプレイをじっくり時間をかけてこなすしかない。
そう、最終調整で、何かでたら・・・フリダシに戻ってテストを全てやり直すしかないのだから。
でも、それを全部こなしてから製品を出していては、そのグラボの美味しい時期を逃しかねない。
なので、人気のゲームや描画負荷が重いゲームでのプレイ感とか、4Kや10Kとかの高解像度モニターでのプレイ感をとか、メディアのハートをキャッチしやすい部分にフォーカスを当て、これを主軸にハードウェアやドライバーをブラシュアップし、新製品は、新しいゲームとか、HMDでゲームしたいとか、10Kモニターを買うつもりなので先に用意しておきたいとか、これからグラボを買わなければいけない人にアピールするものとなっている。
だから、今使用中の旧製品を使った方がプレイ中のゲームのプレイ感が良いということも起こりえるので、常に新シリーズのビデオカードに取り替える必要は無い。
その辺はメーカーも、新製品のシリーズに旧製品をリネームして組み込み、更に基本性能はそのままに今風に調整し旧製品をそのまま使い続けるより良い感じにし価格も下げていたりするので、GPUのファンが煩くなってきた頃に新製品のシリーズの中からプレイしているゲームに丁度良いものをチョイスして買い替えるのも良いと思う。
しかし、余り話題に上がらない方式(ミドルウェアで生のEXEを別のOSでそのまま動かす)となると全く別の話。
ちゃんとゲームをプレイできるために、何が必須で、何が足りないくて、何が不要なのか。やはり、やってみなければ判らないし、今後のクライアント(EXE)やデータのアップデート次第では、想定外の事も起こるだろう。
今回のことで、ゲームのアップデートがペースダウンする様なことにはならないだろうが、マルチ環境で同じゲームを動かすことは更に難しくなっていくのだろう。




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