GPUコンピューティングもゲームも と欲張ったグラフィックボード(HD 7970)がAMDから発表された。
これでAMDは、ゲームとHPCで兼用できるGPUを手に入れたことになる。
ビデオ出力がOFF状態なら3Wまで消費電力を落とせる能力はシステム全体の消費電力が莫大なHPC分野で無駄な電力消費が少ないことは特に重要だろう。
内部構成は
GPUコンピューティングを意識し、従来のReadOnly/WriteOnly構成から大半がRead/Write可能なキャッシュ構成に変わった。更に、GPUコンピュート命令を作成するAsynchronous-Engineが加わり、EngineからSIMDへの命令をキャッシュし分担を決めていたUltra-Threaded-Dispatch-Processorが図から消え、3D描画命令を作成するGraphics-EnginはGeometry-EngineとRasterizerに分けて表現され、また、外部のGDDR5メモリーのコントローラが4個から6個に増え、外部メモリバス幅も256bitバスから384bitバスに増えている。
外形はHD6790とほぼ同じで外部電源は6pin+8pinのまま。注意点としては基盤幅とほぼ同じヴェイパーチャンバーからダイレクトに拡張スロット・カバーのスリットから外部へ排気が抜ける構造のため大きなDVIコネクタは1個に減っている。消費電力は最大260W、推奨電源出力は500W以上と HD6970よりは若干減っているし、ベンチマーク情報を見る限り、概ねGTX580を上回る結果がでているので買って損は無さそうだ。
発売は来年1月の予定。価格や生産数は全くの未定だ。
今GTX580を買った人は、どう思うのだろう。
orz
か
どうせ、いつも通り延期でしょ?
・・・
さて、いったいどっちになるだろうか?
だが、いくら性能が上でも、
FF-XIVはRadeonのドライバーと相性が悪そうなので、安定を望むならGTX580の方がいいだろう。
では推奨システムが安心かと云うと、
エレコムの推奨ゲームパットについてくるドライバをインストールするとFF-XIVが起動しない現象が発生するそうで、推奨と云えども安心はできない。
ところが、同じエレコムでも手元のJC-UM12BRでは事情が全く逆で、エレコムのHPから最新のドライバーをインストールしないと安定してない。