変奏現実

パソコンやMMORPGのことなどを思いつくまま・・・記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。

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インターネット

Giada Tech Mobile Ivy Bridge スリムベアボーン I53B-BX001

薄くし過ぎて平に伸びてしまった微妙なケースのベアボーンキット。
※サイズ(W x D x H) 192x155x26 mm。NUCは100x100x300 mm
メモリ(DDR3 SO-DIMM)スロットが1枚のみになっている点も要注意だ。NUCは2スロット。
しかし、NUCと比較してSDカードスロットがあったり、2.5インチSSDが内臓できたりする。
CPUはCore i3-3217U。
消費電力は30Wの店と60Wの店が混ざっている。
何が何でも薄いのが一番でメモリは一枚でよい人向け。
なお、Giada mini-PC i53B(Giada I53B-BQ001)の方は、割引中!らしい。
しかも CPUが Core i5 3317U なので、お得な気がする。
だが、NUCの方が、設置面積が半分未満で、モニターの裏のVESAマウンターにも固定でき、便利な気がする。
Giada JZ180 VESAマウント(別売り) ¥1,480 で固定化、だがデカそう。
メモリはマザボ裏面でケースからマザボを取外さなければ付けられない。
が、NUCは高!
メーカーのHPには既に情報なし。
i53-i5が現行機らしい。$500~550ぐらい。



ASUSTeK RAIDR Express PCIe SSD

ASUSTeK RAIDR Express PCIe SSD
大雑把には、PCI-Express 2.0 x2のボードの上に120GBのSSDをRAID-0接続で240GBにしたもの。※SSD部分の分離は不可。
Marvell 9230 PCI-Express 2.0 SATA RAIDコントローラの先にSSDコントローラ LSI SandForce SF-2281 が2つ接続し、SATA-3以上の高速化を狙っているようだ。
今はPCI-Express接続のSSDはニッチ需要扱い、とても高い。
と云うのも、PCI-Express x16(グラボ) + PCI-Expressx1では うまく使えるのかどうか不明だし、
マザボにPCI-Express x16が2つある場合でも、x8(グラボ)+x8(SSD)接続なのか?x8(グラボ)+x4(SSD)接続になるのか?
微妙な結果になりそうなマザボもあるので、どうしても使ってみたい人向けなのかな?
※手元のASUS P8H77-V LEは、PCI-Express 3.0 x16 と PCI-Express 2.0 x16 が併用できるマザボとなっているけど、実際繋げたらどうなるかは不明。
性能は最近の速いSATAと同じくらいで、1000MB/secを越えるらしいM.2ファクターのSSDの性能には及ばないが、添付ソフトでRAMディスクを併用すれば、ベンチ上は笑えるほど高速化できるかもしれない。
ただ、自作でRAIDを組んでも何だか調子が悪いということも無い訳でないので、簡単にRAID-0をやってみたい場合にはいいかもしれない。
しかし、そこはRAID-0。
ドコか壊れると全部パー、故障率は単純にSSD単体の2倍以上(SSD単体の故障率×2+RAIDチップ)、それ故、信頼性の高いパーツが選ばれているので、バックアップはマメにした方がいい。
 
もう少し時期を見て、
M.2ファクターのSSDをPCI-Express 2.0 x2に変換するアダプター・ボードの方が良いとは思っているものの、
ターゲットがULTRA-BOOKなのでM.2ファクターのSSD自体がとってもお値段が高いんだろうなぁ~



ブラックボックス

コンピュータそのものは概ねブラックボックスで出来ている。
CPUとかメモリとかグラボとかマザボとか単語はよく聞くと思うけど、
ではCPUって何?有限オートマンなチップ。判っているようで何も判っていないスガスガしい答え。
CPUはプログラムを読み、その通りにデータをいじるチップだ。
だが、どうやって自発的にプログラムを読むのかは、やはり謎だろう?
でも、そんなことは知らなくても困らない。
だから、コンピュータがブラックボックスでも概ね困らない。
大体Windows自体がブラックボックスであるし、MS-Officeもそうである。
それなのに、コンピュータのブラックボックス化が進むと良くないらしい。
それならクラウドなんて最悪な結果のハズだ。
実はブラックボックスを意識しだすのは、予想される結果と違う結果が出てきた時だ。

  1. 計算結果が違う。
  2. 予想より処理時間が大きい。
  3. 予想より容量を多く使う。
  4. そもそも何が入っているのか判らない

  • コンピュータなんだもんすぐ答えが出るんじゃない?
  • 何人使ってても、そんなに変わんないっしょ?

な感じで考え、後はその場しのぎにトンカントンカンやってれば、
大体は、訳が判らないものが出来上がって当然だ。
理路整然としたスッキリしたものにするには・・・
ざっくりとした雰囲気が判るものでなければいけない。

  • 何となく、こーすると、あーなって、こうなった。

な程度のざっくり感で判るもの。
人によっては粒度と云うらしい。

  • たった、それだけのことができない。

という単純な理由。
一番問題があるのは、

  • これは仕様です。

これでは訳が判らない。
だから、

  • 訳が判らないものができる。

とても単純明快である。



クラウドは人類最大の資産になるのかな

時が経てば、色々と処理能力があがったり容量も結構増えてるかもしれない。
孫氏の予想の300年後には通信速度は300万倍というのはよく判らなかったが・・・
 
今の図書館も閲覧不能だったら本の墓地でしかなく、それはクラウドの実態であるデータセンターも同じだ。
現在よりも圧倒的な情報の物量が扱える様になっても、より便利な検索や情報を作り出す方法が必要だろう。
しかし、その使い道は目的こそ現在とは違うだろうが、多くは日常的な目的でしかないはずだ。
 
常時クラウドと連携できるようになれば、アンダーパスやトンネル内で使用できないと云う今の制限事項も通用しないだろう。
それこそ頭の中に通信機器を埋め込んでいたりすれば「情報機器を携帯しての入室を禁止する」こともできない。
あまりにも日常的に利用していれば用途そのものもはっきりとせず「用途を述べて上司の許可を得ること」すら無意味になる。
 
会社での情報管理もクラウドの中に置かれていくだろう。
それは会社がクラウドを使うのではなく、クラウドの中に会社用のアプリが入っている感じになり、その情報を他へ流用しても、暗号化されていて可読不能とかそんな感じに。
 
しかし、一方で、人間の扱いはどうなっているのかは、よく判らない。
クラウドあっての人間なのか?人間あってのクラウドなのか?その辺は見当も付かない。区別すら意味がないかもしれない。
また人生の目的のひとつでもある「一生のうちに何かを達成する」ことに、「クラウドの中の何かに貢献する」ことが含まれるだけでしかないのかもしれない。
「クラウドの中の何かに貢献する」のであれば、必要なのは一瞬のひらめきで、200才とか長生きすることにり意味は無く、不要な人間はどんどん社会から放りだすのが当たり前になっているかもしれない。必要なのは「クラウドの中の何か」で人間でないなら尚更だ。
更にクラウドが普通にイメージとしての風景の一つになってしまえば、当たり前の存在であり、大したものではなくなっているだろう。
ライフログなどは当然で、単に体温計の記録がいつまでも残っているのが当然なだけ。
 
30年も経てば、色々変わっているだろう。だが、すべては当たり前のことでしかない。
よって、「 クラウドは人類最大の資産」と云う人がいるとすれば「 クラウドを資産と呼んで儲ける」そんな仕事をしている人だけだ。
古代ローマの上水道施設が巨大な資産であったように、そういうものは実現してしまえば全てが当たり前の日常のものでしかない。
あとは補修費が膨大になれば保守することもできず、腐食し最後には巨大な産業廃棄物になってしまうのはクラウドも避けられない。
そして誰もがクラウドの実際の姿形に何の愛着も持たないであろうから、世界遺産になることもないだろう。



モバイルとデータセンターとPC

今のモバイル機器と云えばiPhoneやiPad?Android?
ドレにしても何がしかの無線広域ネットワークに繋がっているので、モバイルが売れれば、データセンターも増設されるだろうとINTELは見込んでいるらしい。
SAMSUNGもモバイルやエンタープライズ向けの新しいSSD構想はあるがPC向けは考えたないらしい。
1台10万円近くするPCより価格が安いモバイルなら確かに数はでるだろう。人によっては何台も持っていたりする。
これではPCは古い時代のデバイスと見なされている様だが、そうではない。
モバイルのほとんどは簡単な操作で情報を見つけ内容を眺めることに向いていている。実際、PCでもほとんどは簡単な操作で情報を見つけ内容を眺める人が多いだろう。そう云う人はモバイルの方が手軽で便利なはずだ。しかし、モバイルでメールを書いたりするのはかなり大変で、長い内容になりそうなら、PCで書いた方がすぐ終わる。例えば、あちこちの情報をかき集め、メールに切り貼りするのは、PCでも面倒だが、モバイルでやってみると苦痛の領域だ。また、企業では無線通信を嫌うところもあるので、そこではモバイルは全て厳禁だ。
だから、PCを使う頻度は減りこそすれ、なくなることは無いだろう。PCで大きな画面を操作できる利点も案外大きい。モバイルでもHDMI出力で大画面に表示できるものがあるが、PDFやyoutobeを大画面で眺めるのに適しているのであって、大画面にWindowsのデスクトップのように沢山のアイコンを表示していたら、4インチ程度の入力画面でクリックするのは大変だろう、但しそんな使い方は滅多にないだろう。
ゲームの話で何だが、FFXIVの開発ではタブレットPCでタッチ操作も検討しているそうだ。一見すると、マウスやキーボードやゲームパッドより操作が簡単そうだが実はそうではない。画面を動き回るPCやMOBから特定の対象を見つけ出すのは「ウォーリーを探せ」と同じだし、MMORPGはターゲット&アクションの入力方式なので、対象をタッチしようとすると、動き回るのでなかなか大変だと推測できる。キーボード操作では【TAB】キーを押せば視界の中で一番近いMOBを自動的に選んでくれるので、エフェクトで画面が真っ白になっても「ブラインドタッチで【TAB】&【1】で攻撃する」こともできる。それをタブレットのタッチ操作に組み込むのはちょっと大変で、マクロ登録を行いメニューにマクロを貼りつければ、メニューのそのボタンの位置を覚えていれば可能かもしれない。
簡素で汎用的なUIは対象数が多い場合や視認性が低下した場合には全く用を成さない。これはマウスや音声コマンドも同じだ。いつもは使い勝手も良く便利でも、全く使い物にならず投げ出してしまう場面に出会うことがあるので過信は禁物なのだ。
Windowsのデスクトップを例にあげればUIの微妙さが判る。大抵はマウスさえあればなんとなる、キーボードで選択するにはどうしてよいか判らないアイコンもある(画面右↓のアイコンなど)。更にモニターが真っ暗なままの状態になってしまった場合(時々ある)には、キーボードかPC本体の電源ボタンを押した方が良かったりするのだ。Windowsの場合はキーボード・マウスは両方あってしかるべきと考えた方がいいのだろう。
トータルで考えれば、様々な場面を考えればモバイルもPCもあった方がよい。但し、モバイルで扱う情報を極端に切り詰めてしまえば、PCはいらないかもしれない。



ノートPC用SSD XP941

今のSSDの多くはSATA接続だ。一部PATA接続もあるが、このPATAはSTATAのような一本の信号線ではなく複数の信号線を使用するパラレル通信で、単純に考えればPATAの方がSATAより大量にデータ通信を行えるハズだ。
一般にパラレル通信はデータ線と制御線が分かれており、制御線がONの状態になったらデータ線の状態は確定してますと通知する方式だ。信号を流れるケーブルがある程度の変形を容認しているから信号経路のアナログ的な性質は使用状況によって変動幅があるので、制御信号を持つパラレル方式の方がシリアル方式より信頼度は高い。しかし、それはデータ線の信号が全て安定するまで待つことが前提であり、ある程度まで通信速度をあげると、限界に達する。
またパラレル通信では信号の状態が0000と続いた場合、信号線の状態だけ観測しても全く変化が無く何回連続しているのか判読できない。このため信号線のON/OFFを切り替えて何回連続したのかを表現する必要がある。シリアル通信ではスタートビット、ストップビット、同期コードなどを挟むことで0000と連続した状態が何回連続しているのか判別できるから、ビット単位の同期などは不要で、大雑把に1パケット単位で同期が取れればいいだけだと気が付けば、シリアル通信の方が信号の補正技術が進めば素直に速くなる!と開き直ったのがSATAである。今ではSATA-3のデータ通信速度は6Gbpsにまで達しており、最近出てきたAMDのCPUの5GHzをも上回っている。それでも速度が足りないとシリアル通信を束ねたのがPCI-Expressである。
さて、そんなSATAでも欠点がある、それはCPUが直接SATAをサポートしていないのでCPUとSATAの間に何がしかのチップが介在し、CPUの信号をSATAの信号に置き換える処理時間はそれなりに必要だ。
その点、PCI-Expressなら今のCPUなら直接信号線が出ているので、信号を置き換える処理も不要で、速いんじゃないかと出てきたのが、PCI-Express接続のSSDで、XP941がそれだ。
シーケンシャルリードで最大1400MB/sに達するらしい。高速なSATA接続のSSDでも500MB/sあたりだから、2.5倍近く速い。
ワザワザ ノートPC用とうたっているのは、その形状が「M.2」フォームファクタに準拠しており、主にノートPCで使用されているからだ。デスクトップ用のマザーボードでこの「M.2」フォームファクタのSSDが使えるものは今のところ無い。
元々PCI-Expressはグラボ向けに用意された経緯があるので、デスクトップのマザーボードが「M.2」にPCI-Expressのポートを割り当てると、グラボで使えるポートが減ってしまい、スペック上不利になる。サウスブリッジのチップセットのPCI-Expressを使えば良さそうだが、こっちは同じPCI-ExpressでもVer2で通信速度は半分になってしまうので、付けた方がよいのか、付けない方がよいのか微妙になってしまうので、 いっそのこと、PCI-ExpressVer2×16なSSDを取り付けた方が潔いというものだ。
今のところM.2ファクタの基板をPCI-Expressに直接接続できそうなアダプタ基板はあったが、多少改造が必要なようだ。
※ADP (MiniCard用PCIeアダプタ ver1.0) x1



X-Frame-Options

まったく対策していなかった。
懸賞サイトではないけど、画像をクリックすると、原寸サイズの画像がでるようになっているので、
ヴァーチャルドメインの設定に
Header always append X-Frame-Options DENY
を追加してみたけど、ダメ。
.htacess に追加しても、ダメ。
/etc/httpd/conf/httpd.conf に追加したら、OKだった。
ちゃんとテストしようね。(汗
テストの仕方は、HTMLファイルを作って、
適当なサイトを2つ選び、

<body>
<iframe src="http://Aサイト/" height="100" width="100">1つ目</iframe>
<iframe src="http://Bサイト/" height="100" width="100">2つ目</iframe>
</body>

って入れる。
最初は、両方のIFRAMEにサイトの中身が表示されている。
/etc/httpd/conf/httpd.confの最後に
Header always append X-Frame-Options DENY
を追記して
# service httpd stop
# service httpd start
した後では、
2つ目(Bサイト)が真っ白(Chrome)か警告メッセージ(IE)に差し替わる。
ハズ。
失敗したら、mod_headerが無効かもしれない。httpdのログも読んでみよう。



jsWebSrv

もう実装が面倒なんでサーバもjsで書いてしまおう。
※Javaの仕事はやればやるだけ嫌いになってしまったせいでもある。Javaの仕事はせいぜい5人がMAXだな。それを越えると大方のツールが扱える物量を越えてしまうので無理。
だから、apacheとかEclipseとか大風呂敷は考えず、jsBlogだけ作ってしまおうと思ってる。
できればwikiっぽいレファレンスも付けたい。
ココは当分の間WordPressのままで、
FF14【新生】記事を分離し、FF14【新生】ファンサイトとして作成する予定。
FF14【新生】のサービスインまでには完成したい。(無理
当面の目標としては1日100ページを閲覧したIPアドレスは閲覧数制限のページへリダイレクトさせようと思っている。
だが、これに出会うBOTは世界中探しても2匹しかいないだろう。
それにPHP嫌いとJava嫌いが双璧になってWEBサイトを作ってる時代は、もう終わりにして良いと思ってる。
もっともJS嫌いが増えるだけだが(笑
作りは単純だ。
1.公開するリソースと非公開のリソースに分ける。
公開するリソースはファビコンを筆頭にただ手渡すだけのもの。
非公開にするリソースはDBのアカウントなどどう考えても見せたくないものやサーバ用のjsファイルやHTMLテンプレートの雛形の様に公開すると後悔しそうなものだ。
2.1.はリクエストのURLをXMLツリーでいづれかに分離。
jsファイルならファイルを評価し、結果がDTDとマッチしなければシステムエラーにする。
素のHTMLやCSVやテキストを返すことは無い(ハズ
3.MIME形式のアップロードはとりえず上限値までワークディレクトリに保存し、jsファイルを評価したら自動削除。
4.大まかなバッチ的な機能はWEBサービスとして作るがlocalhostのセグメントだけ有効にする。
外に出してもロクなことにならないからね。(笑
5.リスナーはディスパッチ方式。10セッションまで。それ以上はサーバーが混んでます表示。
とすることで、厄介なI/O待ちをセッション数を切り詰めることで安易に回避。100人同時接続なんて論外。
6.urlに..とか妙なものは全てエラー。
7.プロトコルはhttpのみ。他はエラー。
8.rssファイルも付けようかな。でも**/rssだけ反応する程度だろう。
9.twitterやfacebookの連携は考えない。
10.1日単位で同一IPアドレスからの404エラーを返すのは3回まで、それを越えたら1日ロック。但し、.ht系やjsファイルの場合や404累積10回で無期限ロック。
11.クロスサイトアクセスは不可。だから9も連携は無し。非同期でブラウザに渡す通信用のラッパー(多分JISON形式)でブラウザとサーバを繋ぐため、同一HTMLから他サイトへは通信できそうもない。(制限事項
と至ってラフな構成。
あくまでBLOG的な絵日記専用。
10は逝かれたBOT対策だが実装しない訳にもいかないだろう。
11はバージョニングのフル実装を試したいから、ネットワークBeanのjs版の様なもの(笑
※できあがってもソースは公開しません。



Windows8.1

Windows8。
あれは間違いだった。
そう云うことなのか?

さらばWindows 8、初めましてWindows 8.1

そんなタイトルまで見てしまった。
実際のところ、Windows7あたりから既にWindowsのデスクトップは老化を始めている。
今はタブレットとかそういうことではなく、画面の切り替えすら変になっているのだ。
例えば、とても遅いファイルサーバーのフォルダを開き、EXCELファイルをクリックしてみよう。
※ここでは、「とても遅い」とは100MBに満たないEXCELシートがなかなか開かない性能を意味する。
EXCELは白紙を広げたまま、しばらくは立ち往生な状態になる。
その間に、裏に隠れたブラウザを手前に出そうとクリックしても、白紙のEXCELが退いてくれない。
どうしよう?
答えは、踏みとどまる白紙のEXCELをクリックし、再び裏に隠れたブラウザをクリックすると、やっと白紙のEXCELが退散する。
そう、手前に出た後一度もクリックしないと、TOPMOST状態になるのだ。
WAIT状態になったスレッドがWM_CLICKメッセージでPeekMessageからEXCELに戻り、
呼び出されたDispatchMessageによって半ばハングアップ状態の呪縛が解かれるのだ。
遅いディスクI/Oを使うだけでWindows7はその脆さを露呈してしまう。
もうお判りだろう?この現象はMS-EXCEL200Xを使っていると起きる現象だ。
だから、新しいEXCELを買えと云うことなのだろう。
しかも、ネットワークのファイルパスが長すぎると「DDEが~」とか言い出してEXCELは姿すら見せない。
これも、新しいEXCELを買えと云うことなのだろうか?
勿論、デスクトップにファイルをコピーして開き、編集した後にファイルサーバーに移動してしまえばよいのだが、「共用」ファイルの場合はこの方法では安心できない。
ネットワークドライブを使い、短いファイルパスを使う様にしないとダメなのだろう。
その辺はWindows8でもタブレットでもWindows8.1でも、変わらないだろう。
WIndows7でも8でも即画面が映るブラウザでは支障は無い。
訴求効果を狙い、スタートボタンを無くし、デスクトップを扱いにくくし、メニューや全画面に回帰しようとしたWindows8はデスクトップUIとして扱いにくいものでしかない。
そう結論付けてWindows8.1が出ても
また、新しいEXCELを買えと云うことになるのだろう。
 
そう考えると、もう互換性が低くなってしまったWindowsを買い替えることはトラブルの元でしかないし、無駄にバージョンアップのお金もかかるだけだ。
 
なぜ、そんな後ろ向きな製品になってしまったのだろう?
 
単に技術力が足りなくなったせいなのだろうか?
 
だがそれ以上にボクはファイルサーバーのEXCELシートを手軽に(右クリックで)読込み専用モードでEXCELシートを開けない「新しいEXCEL」に用は無い。
だって、Windows3.1bからのレガシーなEXCELユーザですからね。(大笑



L4キャッシュ

HASWELL GT3eのeはeDRAMのe。
このeはエンベロープ、即ち、CPUと一緒って意味。
過去には【初代Pentium II】がCPUと2次キャッシュメモリ(SRAM)をドータカードに搭載していた。
なぜ、2次キャッシュメモリが必要だったのか?
理由は、バス(66MHz)が遅かったから・・・
と、その前にL1、L2キャッシュの説明が必要だろう。
L1キャッシュはCPUのコア専属のキャッシュで、複数ある他のCPUコアとは基本的には無関係で、CPUコアと等速あるいは半分の速度で非常に速いが容量は数+KBだったりする。
このL1キャッシュさえ常時アクセスしていれば、遅いDRAMに毎回アクセスして、CPUを待ちぼうけさせずに済む。
だが、L1キャッシュだけだと、CPU同士のデータをDRAM経由で行うことになる。これではCPU同士の通信がトンデモナク遅いものになってしまうので、とりあえずCPUの複数のコアで共有して使うL2キャッシュをCPUの近くやチップの中に設置するしかないのだ。
さらに、マルチメディア(単に動画再生でもいい)ではDRAM相手に大量のデータ転送を行うので、もっと容量が大きく、うまくDRAMと調子を合わせて、DRAMのアクセスの遅さを隠ぺいしたくなる。それがL3キャッシュだ。
そして、今ではL3キャッシュ(3MB~6MB)までオンダイとなっており、DRAMもDDR3-1600のデュアル・チャンネル構成なら転送速度も25.6G/秒まで上がっている。
とは云え、CPU(4GHzなら1サイクルは0.25ns)から見れば、DDR3メモリから最初に転送が始まるまでの待ち時間(レイテンシ:9~13ns)がとても長いのだ。CPUのサイクルの単位に変えれば、36~52サイクルにもなってしまう。
今でもCPUをDDR3に直結したら、DDR3を読み書きする度に50サイクルの待機状態になったら、いくらシステムクロックを上げても効果はほとんどない。※唯一の効果としてはCPUファンが滅多に回らなくなるだろう。
そのため、多少面倒でもキャッシュ(DDR3のデータのコピー)を使いこなさないと4GHzになっても意味がないのだ。
HASWELLのキャッシュの容量は概ねL1(不明)<L2(不明)<L3(3MB~6MB)の順になっていて、L4は128GBらしい、そして転送速度は50G/秒とDDR3の倍速だそうだ。
オンダイのグラフィックス・エンジンもL3キャッシュ経由でDRAMを使っているハズで、CPU以上にDRAMをアクセスするので、CPU以上にDRAMの転送速度で性能に差がでる。
しかも大方は決まり切ったパターンのアクセスが多いので、レイテンシは意外と気にならないからL4キャッシュをうまく調整すれば、いい感じになるかもしれない。
メーカーにより切り口は、AMDはDRAMのアクセスの仕方を深く見直し、INTELはキャッシュのコントロールを見直し、手法に違いがでているが、どちらもなかなかに難しいようだ。
それに、AMDだって負けじと、DRAMアクセラレータと称して、CPUのDRAMコントローラを、マザボの裏側に配置した大容量L4キャッシュ(ハイパートランスポート×256?)用のコントローラに換えてくるかもしれない。
マザボ・メーカーもL4キャッシュの特盛で協賛とか、ゲーマー用に特化しそうなATX系マザボでは、ありえないシナリオではない。
そんな妄想をしてると来年もパソコンはとても楽しみである。
 
 
 
 
 
 




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