変奏現実

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【ギラバニアの貴公子】蜉蝣

クリスタルが放つ眩い輝きに曝され
己が深き想いの影をこの地に降ろす
心の奥の深き闇、蛮神と称す我楽多
 
是の影消し去るは
更なる強き輝きか
遥かに巨大な闇か

不確かな想い時として
異邦の者現すことあり
姿淡く暗闇僅かに見ゆ
その者語るも韻を踏ず
旋律を辿らず淀みなく
脳裏に刻む語り部なり

空を越え
遥か彼方
遠き始祖
彼来訪者

輝きの源のありかを示す

彼是れを求め
この地に赴く
されど地深き



喜怒哀楽

感情を大雑把に分けると喜怒哀楽になる。
脳で感じる訳で、身体の細胞が喜怒哀楽を感じる訳では無いと思いがちである。
だが、脳だって脳に特化した細胞の塊で、こいつらが喜怒哀楽を演出している訳だ。
感情って自分が受けた色々な情報を集めた結果の評価値といっていい。
そんなものがなぜ生み出されるのか?
1つは自分自身の目標を立てること。

  • 腹が減った(哀)。
  • 獲物がいた(喜)。
  • 捕まえて食った(楽)。
  • 逃がした(怒)。

と行動を促すには大雑把だが丁度良い。また、群れで狩猟をする場合にも使えそうだ。
細かいことを言い出したらチャンス(獲物)は逃げて行ってしまうからね。
脳が作りだす感情という幻想は細胞の塊で感じるものだが、細胞1つ1つに感情が無いのだろうか?
そもそも細胞に感情が無く細胞の集団行動を促す情報として感情があると決めつけるても、「調子が悪い」と特定の化学物質を解き放つのも細胞の感情表現と云えるだろうし、細胞が感情を理解できないと「細胞の集団行動を促す情報」としての価値は無い。
新陳代謝と云えば古い細胞が死に新しい細胞に入れ替わることを意味するが、細胞だって栄養を取り、廃棄物を放出しいるし、新陳代謝をちゃんとやっていないと細胞としても生きていないことになる。
各細胞が要求する案件は数が少ないかもしれないが、全く無い訳では無い。
単に各細胞を下層階級として扱えば都合が良いので意図的に無視している。
そんな意識が働いている様な気がする。
だが、細胞の感情を深く研究すると、いつか「細胞からプライバシーの侵害で訴えられる」ことになるのかもしれない。否、遥か昔(何億年も昔)にそういう事例があり、そう判断が下され、「細胞のことはキニシナイこと」と密約が結ばれたのかもしれない。そう考えると人間の文明ってチート行為に他ならないので、いつかこの世界の運営に見つかったらBANされるのかもしれない。
古代のバビロンの塔を建設した神話で塔の建設を阻止するために色んな言葉に分派させ組織をバラバラにした話も、運営の判断だったのかもしれないが、単に言葉は移ろいやすいものなので、縁遠くなって長い年月を過ぎてしまえばどんな集団でも言葉が通じないという結果に陥りやすい様な気がするけどね。
暴力的だったり自己中心的だったり無関心だったりしても喜怒哀楽は基本的にある。ただそう感じることができないのはやはり言葉と同じくその表現方法自体が移ろいやすいものなのだろう。



発がんリスク

【要因】                       【がんになるリスク】
・喫煙                          1.6倍(吸わない人と比べて)
・毎日3合以上の飲酒                1.6倍(飲まない人と比べて)
・2000ミリシーベルトを浴びる           1.6倍
・1000~2000ミリシーベルトを浴びる      1.4倍
・やせ過ぎ                        1.29倍
・肥満                           1.22倍
・運動不足                         1.15~1.19倍
・200~500ミリシーベルトを浴びる         1.16倍
・塩分の摂りすぎ                    1.11~1.15倍
・100~200ミリシーベルトを浴びる        1.08倍
・野菜不足                        1.06倍
気になったので転載。
パっと観。
2000ミリシーベルトを浴びるぐらいなら喫煙と同じリスクです。という感じ。
早い話、この手の数値はどうやって出したのかは不明だが、そこは問わないことにしよう。
生活習慣でよくないことをすると発がんのリスクは高くなるような気がする。
癌はウイルスの様な病原が外から侵入する病気ではない。
普通の臓器の細胞は臓器を維持に不足する分を補う程度に増殖し、臓器の機能を維持することができるらしいが、変になった細胞が際限なく増殖し腫瘍を作ることがある。これが癌だ。
上の表は「なにかのきっかけ」で「普通の細胞」が「変な細胞」に変わり「腫瘍が出来上がる」可能性を示しているのだろうが、原因は1つという訳がない、日々の生活では色々なリスクが降ってくるので統計の作り方自体が希望的観測なのだろう。
この腫瘍は際限なく大きくなってしまう性質があり、腫瘍の周囲の細胞を圧迫しつづけるだけでも臓器として機能を果たすことは難しくなり生活に支障が出る。
また沢山の癌細胞の塊である腫瘍からは血流やリンパ節を通して体のあちこちへ変になった細胞が流れだし、似たような腫瘍を作り始めると考えられている。
そんな腫瘍があちこちにできたら臓器の活動がうまくいかず大抵は強い痛みを伴い死に至るので癌は怖い病気なのだ。
普通の細胞が腫瘍を作るような細胞に変化することからすべてが始まるので発がんリスクを避けた方がよいのは当然である。
ただ、普通の細胞とは、筋肉や臓器などに特化した構造に変化したもので、またその機能を維持できる期間(寿命)は使用状況や特化した機能によりバラバラである。
また臓器を作る段階では不要になった(作り過ぎた)部分にアポトーシス(自壊ホルモン)が出て周囲の細胞が自滅し、細胞が削れることで臓器の形が完成するのだ。
身体全体は健気で実行力のある細胞の活動によって成り立っているが、その細胞は要望があれば変化したり自壊もする点が不自然な気がする。
その様な性質を各細胞が持つことで、身体つまり種族を長年維持できるとしても、身体は生殖により1個の受精卵から構築されるのであり、各細胞の寿命は「受精卵」から「死亡」までしかないのだ。
単純に云えば「各個体がサイコロを振るって出た目を見る」の繰り返し。それによって種族を維持できたと云うことになる。
なんとなく、蠱毒というコトバを思い出した。
食物連鎖はノンビリ型の蠱毒。
世界は蠱毒で出来ている。
と考えると、さて誰がこの蠱毒を作ったのか?
そしてどんな蠱毒の完成を夢見ているのだろうか?
どっちにしても生物界の現状維持なぞ望んでいないのだろう。
ただ「ひたすら進化せよ」と望んでいる様に思える。
ただし、ノンビリと・・・



AMD A10-7850K

新しいAMDのCPUコア「Kaberi」が入っている。
10%性能UPしたハズなのに、3DMark11のCPUスコア(Physics Score)もパットしない。システムクロックが1割も違う(A10-7850K:3.7GHz、A10-6800K:4.1GHz)のに95%まで迫った感じなのかもしれないけど、i5-4670Kの約6割のスコアなのはちょっと悲しい。
ただ、全体のスコアは伸びているので、A10-6800Kよりは遊べそう。
それでも、格安のグラボ(R7-240)のスコアに届かないのは営業的な都合なのか?
古いCPUコアならAPUの中のGPUとグラボのクロスファイアが使え数千円のグラボを買い足せば性能UPが期待できたが、HSAが内臓されたことでそういう流れは無くなったみたいだ。
HSAの利点はDDR3などのメモリに対してチップ内のCPUとGPUが対等になりCPGPU的には美味しくなっていることであって、ゲームタイトルのベンチスコアの向上にほとんど繋がらないようだ。ただ、動画のエンコードなど個人でも用途はあるCPGPUなので、個人用途でも全く無意味ではない。
しかし、一式揃えたらPS4より遥かに高価なのにゲーム性能が今一つなら買う意味があるのか?
調整次第で性能UPが期待できるi7-3770Kでなく、ボクが最初から発熱や消費電力が低めに調整されたi7-3770Tを買ったのはそれなり性能が充分出て、五月蠅くないゲームPCにしたかったからだ。性能がさっぱりならやはり買う意味はない。
その意味ではMantle対応ゲームがどれくらい出るか?Max300%ってどれくらい性能UPになるのか?が比較できた時が買い時なのだろう。果たしてFFXIVはMantle対応するのだろうか?どっちみちPS4の後だろうから素直にPS4買ってPS4版で遊んだ方がコスパが良い感じがする。パッケ代なんて誤差の範囲内。



INTEL Edison

SDカードの中にSoc+フラッシュメモリ(2GB)+Wifi/Bluetoothモジュールなどを詰め込んだ小さいもの。
SDカードインタフェース+外部センサー用の端子が付いているので、Edisonを取り付ける外側は安価に作れるだろう。
ただ、メモリは512KBと少ないので、コンピュータと云うよりはコントローラーなのだろうし、消費電力がピーク時でも1Wと小さいのはそのためな気がする。
ある程度目途がたったらminiSDやmicroSDなどへ形状がシフトするかもしれない。
 
そうなれば、Wifi接続の室温・湿度計などにすぐ使えそうだし、コンセントに埋め込んで消費電力を送信するのもいいだろう。
各IoT(Internet Of Things)はそれでいいけど、いっぱい使うと無線ルータの方が対応できないかもしれない。
そして昨今は【国家による合法な盗聴がトレンド】なので、買ってきた安価で便利なしろものに実はアブナイ機能が入っていないとは限らない。



【ギラバニアの貴公子】絶対座標凍結

エオルゼアには他地域に存在しない多種多様なモンスターが生息する。

これらは元をたどればクリスタルの力を借り蛮族が部族に伝わる伝承に出てくる魑魅魍魎(何が何だがよく判らないモノ)を具現化した類なのである。その製造方法は専門の技術者のレクチャーを受ければ製造できるほど容易であったため、便利な畑のカカシ(見張り)から始まり、鉱物の収集など実用的な用途もあったが、変わった縄張りの目印の様な目的にまで濫用されたのだ。

鉱物を収集するモンスターを解き放ち、後でこれを刈りとれば鉱物を容易に手に入ると思ったのだろうか?直接鉱石を掘った方がもっと効率的なハズである。勿論、貴重な鉱物を集めるための試作品であったのだろうが、貴重な鉱物の分布や見分け方をよく知るモノがなく、結局放棄されたようだ。また当初は容易に捕獲できるものだったが、盗難が絶えなかったため、自己防衛本能を強化され、その強化度は判りやすいようにその頭上に種名とともにレベル数として表記されている。

これらモンスターは自らの製造技術をエオルゼア全土に広め「神に祝福された大地」と呼ばれる様になることを夢見た技術者集団の壮大な実験の大失敗の結果なのである。その惨憺たる結果からモンスターの製造技術を得ようとするものは激減し現在その技術を知る者は高齢化している。

蛮神もまたモンスターと同じ製造過程を経て生まれたものと推測されるが、クリスタルの消費が激しく、またその存在・姿・形を固定するため多くの同調者(信者)を必要とすることから、試作段階のプロトタイプの検討・調整技術を利用していると思われる。そのことからも、製造技術をレクチャーした者が長期的な蛮神の運用を望んでいないことが伺える。

しかし、蛮神を倒しても何度でも蘇る。性質が悪いとパワーアップまでしている。この問題に対して出された結論は、蛮神の座標凍結であった。

蛮神は鎮めなくてはならない。

銀泪湖上空戦にて 蛮神と目された幻龍「ミドガルズオルム」の鎮魂(絶対座標凍結)作戦が実行された。

その結果が今のモードゥナのありさまである。

幻龍の偏在する全ての可能性を凍結した結果、膨大なクリスタルの力を一度に具現化してしまったのだった。

蛮神を倒してもいずれ復活する。だが、鎮めればこの有様。

ギラバニア王室であり、ガレマール帝国軍のアラミゴ州臨時属州総督でもある現実。

彼のエオルゼア平定の道は険しく一層混迷を深めていくのである。



【東方の憂者】Heed the crystal’s Call

あらゆるものを投げ打って

あらん限りの力を得て

そして、

赤い星も
緑の星も
消え…

世界は落ち着きを取り戻した。

そうボクは思っていた。
ここに来るまでは…

でも、先はまだ長い。
焦ることは無い。

頂上の階に至るまでは…
やはり、まだ先のことだろう。

ゆっくりと階段を登る。

そのボクの後を
チビッ子の赤い竜が続く。

何もせずただ続くだけ。

この子の名前?

そうだな・・・
ここに君が来たら教えよう。

~ Fin ~



【東方の憂者】荒れ狂う人の群れの中で

黒い小さな点。

それを感じ…
左に体をそらし
左手をダガーに当て
右手は?

ボクは何をしている?

考えるな。
周りの動きに釣られるな。

ボクには
怪我を治す
便利なアイテムも
ケアルも無い。
頑丈な鎧も兜も無い。

頭を覆うフードが
日差しを弱くし
雨粒を少しはじく。

それで十分だ。
眼と耳がコイツの全てを…

右手を前に伸ばす。
少し手がブレ、

熱い塊が飛び出す。

背のワンドはいつもそのままだ。

いつもは
雑多なモンスターを眠らせるのが
ボクの仕事だ。

戦わずに済ませれば…楽だから。

だが人との争いは…違う。

無駄に殺し合う。

ただ殺し合うだけの為に…

そして、
ボクも人だ。

殺し会う

人だ。



【東方の憂者】プロローグ

帝国はエオルゼアにご執心でここは安泰だと思っていた。
『帝国が築いた陣地のある銀沼周辺にグランドカンパニーを再構築したエオルゼアの四大勢力のうち3つが集結し近々大規模な戦闘が始まるようだ。』

 そんな噂を聞いても、
エオルゼア勢力が大崩れになれば、その後に帝国の矛先が・・・
程度かな。

 そう、特に気にしていなかった。
 赤い月が近づいているとも聞くが、
近づき過ぎたのか、ここから見ることができなくなって久しい。

 さっぱり現実感のない遠い大陸の噂。

そんなことよりも、日常の生活と近郊の噂話の方がとても重要だった。

ダラガブが堕ちたその日までは。



【東方の憂者】空震

月と共に宇宙にあったダラガブが
次第にその姿が大きくなると
時々稲妻を解き放つのが観える様になった。

地上に近づ程に地上との間にエネルギーが蓄積され、
稲妻となって放出されるそうだ。

なぜ、そうなるのかは知らない。
多分、仕組みを説明する者も
本当のところは判らないのだろう。

なぜ、エネルギーが蓄積されるのか?
までは…

やがて、
ダラガブの落下予想地点が、
エオルゼアのモードゥナあたりと知れ渡る頃には
もうここからダラガブは見えなくなっていたが…

ダラガブから天空に解き放たる稲妻と
それに付きまとう様に虹色に輝く妖気は
益々威圧感を増していた。

そして

ついに、

ダラガブがモードゥナに迫った。

その落下を阻止せんと、
シャーレアンの軍師がエオルゼアの壱参神の神降ろしを行い、
壱参神の力を持って巨大なエーテル造形物を構築。
落下するダラガブを支えようとしたと云う。

しかし、ダラガブを受け止めた直後にエーテル造形物は崩壊。
ダラガブは銀沼に落ち、
沼地帯は蒸発し消滅した。

その衝撃は、この地へも空を越え、
低い地響きとなった届いた。

何日も何日も続いた。

ある時は東から

またある時は北から

忘れかけ様とすると

回りまわって帰ってきた。

地響きが途絶えるまでに一月と10日。

静けさが戻った頃には
田畑の作物は萎れてしまい、
水源も枯れてしまった。

敗北した軍師は銀沼に居たと云う。

その軍師の名は知らない。

誰もその名を語らなかった故に・・・




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